息子のブレイクスルー。アドラー心理学で大転換!病は気から治す!
息子は潰瘍性大腸炎という難病持ち。毎日飲み薬とお尻から入れる液体の薬が欠かせません。
季節の変わり目になると症状が悪化し、食事制限を厳しくしないと腹痛やお尻が腫れた感じ
(本人的にはこれが割と下血のサインっぽい)、下半身のだるさなどが起こります。
潰瘍性大腸炎の食事制限は、人によって様々なようです。
潰瘍性大腸炎を患っている友人が2人いて、
そのうちひとりはレンコンを食べると調子が悪くなるし、
もうひとりは食事は特に制限しなくても大丈夫なんだそうです。
息子について病院の先生は、脂っこいものとすごく辛いものと、アルコールは控えた方がいいね、
でも人によるから色々様子見てねとおっしゃっていました。
うちの息子の場合はこういうものを食べると腹痛や下血につながります。
- 刺激物
- 唐辛子、胡椒、クローブなどピリピリ系
- 生のネギや生姜
- 揚げ物
- 生魚(腸の粘膜が荒れているため人より食中毒になりやすいから要注意)
食事を作る私としてはレパートリーが大幅に狭まるし、
家族で好きなものが食べられないしで困難な2年間でした。
しかし!先日、私の友人がシェアしてくれていた1作の漫画が息子を変えるきっかけに!
漫画はこちらです。鬱になった背景から鬱がなくなるまでの様子と、
アドラー心理学の考え方がうまく描かれていて、非常に参考になります。
これを読む直前、息子のメンタルは最悪でした。
小学生の時に「もう俺死ぬわ」と言った時以来の弱りよう。起きないし、食べない。
どうせ僕なんか、です。
何やっても続かないし、大学行きたいとか筋トレしようとか思ったっていつもできない。
好きでこんなふうになってるんじゃない。
自分でなんとかしたいと思うけど、どうしても無理。
俺多分、どこか先天的におかしいんやわ、と。
でも、これを読んでハッとしたようです。
「病気は自分が作っている!!!」
「こんな自分は自分が作っている!!!」
「目的があるから病気を作り出している!!!」
って!
そこからアドラー心理学に目覚め、「アドラーすげーーwww」
とまるでギャグ漫画を読んでるかのように爆笑しながら、
うちにあった1冊のアドラーの本を読んでいました。
![](https://kiko3.com/wp-content/uploads/2021/02/oYZSqUrVRca010xhQ1BlXQ-225x300.jpg)
息子が読んだのはこちら
「なんやこれ、ほんまや!アドラーすげーーwww」
「うははは!うおーーー、そうやんなそうやんなーーーwww」
てな感じです笑
なんかめっちゃ刺さったようでw
刺さりすぎて笑っていました。
この、笑いが出るっていうのが大きなサインで、
カウンセリングセッションでビリーフ(自分をしばりつけている思い込みなど)
を解放したときにも笑いが出ることがあります。
「なーんだ、こんなことだったのね」とか、
「いやん、それはもういらないわ!!」なんて感じです。
息子曰く、「今までもどこかわかってはいたけどな、なんていうかなー、
ほんまにわからなあかんねんわ。
多分、腑に落ちたっていうことなんやろうと思う。」
ということです。なんだかうまく表現できないのですけれど。
「胡椒食べてお腹痛くなるって、自分で作ってた気がする。今なら食べても大丈夫な気がする。
もう食べるわ!今日から普通に胡椒使って!」
と言うので、以前のように普通に料理してみました。
お腹、痛くない!
それから2週間ほど経った現在では、
激辛は避けるけれどもピリ辛ぐらいの唐辛子も大丈夫と確認でき、お腹の調子も良好です!
なんてこった!「病は気から」って本当だったんだ!かーちゃんもうびっくりだよ!
潰瘍性大腸炎になる人は、神経質で不安になりがちで、
ストレスを受けやすいタイプが多いという報告もあります。
気から病気になるのなら、気から病気を治すしかないのかなと感じた出来事でした。
そして気力が満ち、また大学に行く目標を立て、そのための体力づくりと勉強をはじめました。
私が何も言わなくてもちゃんと毎日20〜30分散歩に出かけています。
あとは日経新聞読んで、英語の復習を30分。少しずつ、でいいですよね。
あ、そういえば以前はじめたアルバイトは向いていなかったようで、
体力的、精神的にいっぱいいっぱいになってすぐにやめてしまったのでした。
今度こそ頑張れー、息子!