TLI(ツナゲル・ライフ・インテグレーション)第1講を受講して
立花岳志さんと大塚あやこさんの「ツナゲルライフインテグレーション講座」(以下TLI)の、第12期を受講し始めた。今回は第1講。毎月1度土日の2日間、10:00~18:00、東京まで受講しに行く。わざわざ東京に行ってまで受講したいと思ったのは、この講座の卒業生の皆さんのお話を聞いて、内容が面白そうで、自分に足りないものを学べそうだったから。そして何より、この講座を受講することによって人生がどんどん変わっていく様子が羨ましかったから。私ももっと前に進みたい!
20年におよぶ主婦時代の最後の方には、通訳案内士の資格を取ったり、いろいろな学びを始めたりはしていて、付き合う人もガラッと変わったし、ほとんど行ったこともなかった大阪や東京に出ることが増えて前に進んでいる感じはあった。でもなんかまだまだだなってずっと感じながらここまできた。いつもいつも、どこかで「まだまだ足りない」「全然できていない」「簡単にはいかない」というようなことが頭の片隅にあって、心と行動が結びついていない。アクセルとブレーキを同時に踏んでる。そんな状況をクリアできれば、もっともっと私は進めるのに。でもその心の問題のほぐし方がわからなくて、それを学びにきた。ここなら、なぜこんなに苦しいことになっているのかという問題の答えと、ではどうやったら前に進むか、というやり方を学ぶことができるはず。
講義が始まるとまずは立花さんのこれまでのことを聞いた。小さい頃のこと、サラリーマン時代のこと、独立してからのこと。サラリーマンからプロブロガーになって、ダイエットにも成功して、本を出版するまでになった。それでも定期的に燃え尽きてしまっていたそうだ。成功しつつも心の奥底はネガティブ、みたいな感じかな。そんなことがあって心の学びを始めたそうだ。このことは以前にも立花さんのブログ講座などで聞いたことがあったけれども、この講座ではもっとたくさんの写真と説明があり、どうしてそうなってしまったのか、より詳しく知ることになった。
私たちは誰でも子供の頃に負った傷を心に抱えていたり、何かネガティブな出来事にとらわれていたりして、そこから自分は無力だとか、誰からも愛されないとかいった自己定義をしていく。その定義はかつては自分の身を守るために必要だったもので、それがあったからこそ恒常性が保たれ、安全に生きてきた。変わらないことは自分にとっては平和で、安心できるものだったという。けれどももう十分大人になったいま、何かを始めたいのに始められない、などといった悩みを持つ人には不要なもの。だから、その傷や自己定義、囚われとなった元の出来事を1個づつ掘り起こして、改めて悲しみや不安を感じ、そう感じていた小さな自分をわかってあげるという作業をしていく。そうすると少しづつ解放されていくのだそうだ。これは、私が今もうひとつ並行受講している岡部明美さんのLPLカウンセラー養成講座でも学んでいるので、より理解が深まった。ちなみに岡部明美さんは、立花さん、大塚さんの師匠でもある。
こうして封印していたいろいろなことに光を当てていくと、「ダメにならないように頑張る」のではなく、「したい」でものごとを選べるようになる。それがTLI。
私はこれまでたくさんのことに興味を持って取り組んできたけれども、結局器用貧乏な感じでどれも極めることができず、そこそこできたら投げ出してしまう。それで仕事に活かすことができていない。離婚したのはよかったけれど、ちゃんと稼いで安心して暮らして行きたい。子どもたちにもまだまだお金がかかる。元夫には、パートでもいいからちゃんと働けって言われてる。(実はレジ打ちめっちゃ得意。笑)
でも私のやりたいことはそれじゃない。それに、シングルマザーがパート収入で生活していくなんて無理だろう。だから私はもっと欲張っていきたい。自分の好きなことで人様のお役に立つ。そして自分の望む収入を得る。生きづらい感情を癒してよりハッピーに生きていく。それができると感じたTLI第1講だった。