「恐れを手ばなすと、あらゆる悩みから自由になる」を読んで
とにかく思い当たることが多すぎて、自分のために書かれた本かと思うぐらい。
この本に書かれているのは、人間関係でうまくいかない原因は、自分が他人軸で生きているからということ。
そのことはここ数年のいろんな学びから、もう頭では理解している。でもまだまだ自分軸初心者で、運転がうまくいかない。
「自分の気持ちを言ったら相手の気を悪くさせる」
「自分の気持ちを言ったら人は私の元から去っていく」
「自分のやりたいことをやったらうまくいかない」
そういう考えがまだたっぷり私の中にある。
では、どうしたらこの他人軸の沼から抜け出せるのか。それがこの本には書かれている。
自分が感じた怒り、恐れ、不安、悲しみを自分の中でしっかり感じて、そう感じたことを許してあげること。
「怖いって感じでもいいんだよ
不安を感じてもいいんだよ
腹が立つってかんじてもいいよね
悲しかったんだね
その気持ちをきいてほしかったんだね
わかってもらいたかったんだね
でも、これからはわたしがずっと一緒だよ
わたしだけはあなたの味方」
こういう言葉を自分にかけてあげる。それを繰り返していくことが自分の本当の気持ちを知り、他人に振り回されない自分になっていく。
悲しくなったら、いつでも自分に声をかけてあげようと思う。
みんなに読んでほしい、心に響く素晴らしい1冊。