SNSで気持ちがすれ違うことについてSNSで友達と深く語った夜
友人のAさんが突然、こんなことを投げかけてきた。
「SNS上でコメントのやり取りに、“むむ?”ってなることない?」 と。
あるある。ありますとも。
リアルで会うとそんなことないのに、SNSだとなんだかきつかったり、やな方向に論点がずれていてイラッとしたり。
なんだろうな、これ?
Aさんは、私と共通の友人であるBさんとのやり取りにおいてそのようなことを感じたらしい。リアルでは何度か飲みに行ったこともあるし、私抜きでAさんとBさんがご飯を食べに行ったりしたことも何度もあると思う。メッセージのやり取りだってしているはず。
リアルでは仲がいいから、わざわざ嫌な気持ちにさせるために書いたコメントではないはずなのに、なぜ噛み合わないのだろう?と断続的に2時間くらいかけてメッセンジャーで話した。
問題のやり取りはざっくり言うと、Bさんが投稿したことについて、
Aさんのコメント 「それいいね!」
Bさんの返信 「でも〜で、〜だから大変」
Aさん 「そうだね。〜したいよね」
Bさん 「そうかもね。でも、きっと〜なんだよ」
ふむふむ。
Aさんは共感しているのに2回ともひっくり返されてるのね。それはむむっとなるよね。
なんだろ?なんでこうなるんだろ?
Aさんと私は二人であーでもない、こーでもないと話した。
私「ストレングスの分析の資質かしら?」
Aさん「そうだねー、きっとそうだよ」「でもそこ話してるんじゃないんだけどな、と思う」
私「男性脳強めかな?あれ?Bさんは共感性持ちではなかったっけ?」
Aさん「多分、私の言語使用量が少ないんだろうな」
などなど。なるほど。
もし私がBさんだったら、Aさんからそのようなコメントをもらった時には、
「ありがとー!」みたいな単純な返事で終わる(笑)
Bさんもそういう感じを期待していたそうだ。だけど実際返ってきたコメントは全然違う。
もしかしたらBさんは、「ありがとー!」のような一言で終わる返事は失礼と感じていて、BさんなりにAさんのことを気遣って、心に浮かんだことを長めのコメントで返しただけなのではないか?
Bさんは視点が違うのではないか?
調和性持ちだから(定かではないが)片方が取れないのではないか?
自己のことにとりあえずネガティブが入るのではないか?
Aさんはポジティブにネガ返しされるのが嫌だと感じたのではないか?
Bさんは自分の意見があって、それが言える人なのではないか?
私(ブログ主)は自分の意見というものをはっきり持っていなくて、その時その時で人に合わせるというやり方によって世を渡ってきたのだと思うから、Bさんのことはある意味尊敬する、なぜなら嫌われるのが怖いとか、自分の言うことを否定されるのが怖いとか思ってきたから。とか、
いや〜、人って様々だなあ、とか
深いなあ・・・、とか
国語の文章読解みたいな難問だった、
といった会話が飛び交った。
そして最後に・・・
ここで問題。「どんな文章が省略されていて、筆者は何が言いたいのでしょう?」かな?
「それや!」
解決!!!そうだよ、これだよ。あと、途中でてきた「ポジティブコメントにネガティブ返しがあかん。」が今回は一番スッキリする答えだった!
深い話になりました。
あああ〜、スッキリした。ネガティブ返ししないように気をつけようっと。
私も、メッセージのやり取りで自分の言いたいニュアンスが伝わらず相手を怒らせてしまった経験があったり、変なこと言ってしまった!と思ったのに相手は気づいてなかったり、怒ってると思っていたのに会ってみたらそうでもなかったことがあったりして本当にわかりづらいって感じています。
というわけで、SNSでは「行間を読む」ということを高いレベルで求められているということを二人で確認しあったのでした。