マレーシアのごはん
今日はマレーシアの料理、「肉骨茶」のお話を。
「肉骨茶」と書いて、「バクテー」と読みます。中華系マレー人の料理です。
名前からはお茶かスープを想像しますが、
肉骨茶は、マレーシアの首都クアラルンプール近郊の、
昔、
クラン港で働く中国から移り住んだ人々が、 重労働に備えて朝からスタミナのあるガッツリご飯を好んで食べた ことが始まり。ただ、 シンガポール発祥という主張もあり、 まだどちらが発祥の地であるかは決着がついていない模様。
ということです。
そして、
これは、「肉骨茶の素」さえあれば家でも簡単に作れます。
日本でも輸入食品専門店などで手に入ります。
私が使っているものはこちら。発祥の地と言われるクランにあるお店で
作り方は至って簡単。
- 肉骨茶の素(だしパックのようになっている)と水1リットルとニンニク1片を鍋に入れて中火にかける。
- 沸騰したら火を弱めて15分経ったら肉骨茶の素を取り出す。
- 醤油60mlを入れる。
- 豚バラかたまり肉を食べやすい大きさに切ったものを入れて圧力なべで10分煮る。
これだけの手順です。醤油の量はお好みで増減してください。
出来上がりをすりおろしにんにくと醤油でいただきます。小口切りにした唐辛子を入れてもおいしいです。
お皿にご飯を盛り付けて煮汁をかけ、肉を醤油につけながらご飯とともにスプーンとフォークでどうぞ。
副菜として、うちでは青梗菜か小松菜のニンニク醤油炒めを添えます。
お茶はホットのウーロン茶など、中国茶がおすすめ。
翌日はお口がとってもニンニク臭いので、お気を付けください!